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坐骨神経痛

坐骨神経痛とトリガーポイント鍼灸

 

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長年各種投薬治療や民間療法を続けても、いっこうに改善に向かわない、調子よかったり悪かったりを繰り返していると皆が訴えております。

腰下肢にしびれや痛みをかかえている状況でお車の運転をするのは非常に危険です。突然症状が悪化し、足に力がはいらなかったり動けなくなったりすることがよくあります。

鍼灸ではこれらの解決困難な病状を回復させることが可能な場合があります。ただし非常に高度な治療法が必要となります。方法としては下記のとおりです。

わたしの鍼灸院ではすでに下記「環跳穴微弱電流通電針法」を1万回以上も実施、きわめて顕著な有効例を得ている。年々鍼の材質が向上し、刺鍼時の痛みや苦痛の類はかぎりなく0に。

 

はじめに
 環跳穴低周波鍼通電の坐骨神経痛への有効性についてはすでに学会学術大会にて報告したが、その際に取穴の正確さにより低周波鍼通電効果が左右されることを指摘した。


環跳穴の名前の由来は膝を折り腰部を環のように曲げまたは跳躍しようとするときに踵が本穴に触れるのでこの名がつけられたと云われ、本穴に刺鍼すると下肢麻痺の患者も跳躍出来るようになるからとの説もある。いずれにせよ本穴の正確な刺鍼は下肢麻痺、疼痛などの下肢の異常に良好な効果を及ぼすので取穴の如何が、その成否に与っている。
環跳穴に正確に刺鍼されると足先に響が伝わり、低周波鍼通電で下肢が振動するので刺鍼の正確度の判定になると考えられる。
しかしながら、環跳穴は臀部にあり、その位置は男・女・肥満・痩せなど個人差が激しく、正確な取穴と深刺が必要なため鍼の長さ(2または3寸)が鍵となる場合が多い。

 方法

 

 

 

 

 

 

 

図1 環跳穴の取穴法
(李丁著「鍼灸経穴辞典」東洋学術出版社刊より)

取穴法は図1に示すように、まず患側を上位に横臥位をとって膝を折り下腹部に接近させる。次に術者が同側の手の第一指関節を患者の尾骨にあてて、示指のあたる所を凹圧し圧痛を訴えれば環跳穴とするが、肥満の婦人・男性では第三指のあたる所かまたはその上を凹圧して圧痛を感じる部位を探査する。


これまで凹圧で取穴していたが、刺鍼しても足先に響きが伝わらない場合が15例に2例はあり、さらに正確な取穴法がないかを模索していたところ、ダイオードスティック(DA)を環跳穴と予想される点に接触すると刺激痛を感じることが判り、刺鍼すればほぼ90%は足先に響きがもたらされることを知った。


これ以後、指による取穴後必ずDAを接触させ、最も刺激痛を感じる点に刺鍼するようにしている。(写真1)
DA点に刺鍼する鍼は90mm20号鍼または60mm16号鍼を用い、本鍼を(−)極とし、(+)極は適宜選んで1Hz10分間低周波通電(写真2)を施行すると足先部に律動が走る。(DAは写真3の赤(+)・黒(−)キャップのダイオード棒で柿本医療器発売。サーモグラフィーは日本アビオニクス社製TVS-3300、低周波通電器は全医療器オームパルサーLFP4500である。)

写真1 ダイオードスティックを接触

写真2 低周波通電

写真3 ダイオードスティック

 効果

 座骨神経走行部の下肢麻痺・疼痛患者への環跳穴低周波鍼通電の効果は表1の通り。

 

年代 治療推移(経過) 例数 回数 著効 有効 不変
60才以下 1回または数回の刺鍼で消退 20 1〜3 15
70才以下 数回で消退・難治あり 20 1〜5 10
71才以上 数回の刺鍼でも難治 20 1〜7 10

 

 

 

 

表1 環跳穴低周波鍼通電の効果

環跳穴低周波鍼通電施行前後のサーモグラム比較(代表例71才♀)は写真4に認められる通り、施行前に比し施行後は体温の上昇があり、血行改善が認められる。低周波鍼通電前後のサーモグラムは全例において施行前に比較し施行後は明らかに色調が変化し、全例に血行の改善が認められている。

写真4 環跳穴低周波通電治療前後のサーモグラム
(左:治療前、右:治療後)

  DA効果
環跳穴取穴に際しDA使用例の環跳穴刺穴の正確度の比較は表2の通り。(正確度を低周波鍼通電による足指の振動を2点、下腿筋収縮を1点、振動収縮なしをマイナス1点とする)。
DA使用群では明らかに環跳穴刺鍼のミスが少なく、足指まで低周波電通にとる振動が伝わり足部・足底部の異常(痛み・痺れ)に効果をもたらす場合が多い。

 

  例数 足指または
下腿収縮例
足指振動 下腿筋収縮 振動収縮なし
DA非使用例 15 10(8点) 5(誤取穴)
DA使用例 15 13(17点) 2(誤取穴)

 

 

 

 

表2 DA使用と非使用の正確度の比較
環跳穴低周波鍼通電の施行記録90例より、DA使用・非使用例を
3月施行分より15例づつアトランダムに選び作成し,比較した。

 考察
下肢の麻痺、疼痛の症例は多く、前面の大腿神経支配部位では衝門穴、急脈穴、足三里穴などに低周波鍼通電を施行し、後面・側面の坐骨神経支配領域では環跳穴、殷門充、委中穴、足三里穴などに低周波鍼通電を施行しているが、下肢の麻痺、疼痛に最も効果的で著効を示すのは環跳穴の低周波鍼通電である。それも低周波通電の影響で、足指振動や下腿筋収縮が発現するほど麻痺や疼痛が消退する場合が多い。


環跳穴の取穴刺鍼法は鍼灸学校で指導を受けていないので、本法を会得したのは1990年に坐骨神経走行部に麻痺・疼痛を訴え歩行に支障のある40才の女性患者に、足先に得気を感じてから低周波通電を10分間施行した結果、施術30分後に下肢の異常は殆ど消失し、1週間後の再来で全く下肢に異常を感じなくなり、歩行も軽快になった。


その後、下肢の坐骨神経走行部(膝外側部も含む)に異常を訴える症例に対し、ファーストチョイスで施行しているが、表1で示すように患者の高齢化に伴い1回の施術で著効を示す例は少なくなり、数回の施術が必要な場合も多い。また、環跳穴の所在が臀部であるため大きさに個人差が激しく、取穴は困難である。

 

そのために前述の指凹圧で環跳穴と定めた部位にDAを用いて刺鍼し低周波通電をすると環跳穴に正確に刺鍼されていれば足先・下腿に振動または収縮が発生するので、これを刺鍼の正確度の判定にしているが、足底や下腿部の異常は正確に刺鍼されなければ効果が少ない。

 

下肢の麻痺、痛覚に環跳穴低周波鍼通電は是非試して欲しい施術法であり、その取穴法としてDAスティックによる接触で正確度を高めることが可能である。

 

直近の有効症例(腰痛、神経痛)

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  *直近の著効症例のお知らせ*

 

 

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下肢へ症状あり。

大学病院で手術すすめられる。

施術開始2か月目で症状消失。

 

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有効症例2:患者男性40代、腰椎椎間板ヘルニア・坐骨神経痛。初診8月1日

◎どのような症状でしたか?
 右臀部から下腿にかけ、激痛きます。夜中も痛くて目が覚めます。朝起きたときも痛くて眼が覚めるという状態です。座っていると痛くて苦しいです。歩くのも支障あります。日ごろ一升瓶をもつ仕事してますが、それが影響しているのでしょうか??

 ◎どのような検査・治療をうけてましたか?
 MRI検査は受けておりません。レントゲンだけ撮影してみましたが、診断によると骨に異常はないそうですが若干狭いようだねといってました。2年前も実は椎間板ヘルニアを患いまして、そのときはだましだましすごしてましたが、今回はさらに激痛で動けません。
 ◎院長記入欄:
 所見では下肢挙上テストで10度程度しか足があがらなかった。
 処置:座骨穴透刺療法を実施、治療後顕著にSLR改善。
 2回目:SLR30度程度まで改善するが、30度越えたあたりでまだ右下肢痛くる。
 腰椎調整不変。鍼治療が一番有効と思われる。
 3回目:早朝起床時の痛み激減。
 4回目:早朝起床、夜間痛すべて治まる。
6回目にてすべての症状消失。略治とした。8月15日

 

独自に開発した特殊中国針治療法により神経へのストレスが解消され、坐骨神経痛消失。

以前脊髄への硬膜外ブロックをやったとき、左下肢へ強烈な衝撃がきたことを思い出せばウソのように痛くない治療だと驚かれておりました。



有効症例2:患者男性60代、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛8月11日当院受診

 ◎どのような症状がでてますか?
 もともと腰痛もちです。右足と腰の痛みが強いです。歩くと痛いです。
 夜中も痛みが出ますが、眠れないほどではありません。
 3年前にも同じような症状が出ました。
◎どのような検査・治療を受けてましたか?
 今回はここにくるまえに○○クリニックにて安静を指示され腰の牽引治療をしてまして、しばらくそれで様子をみていました。でも足の痛みだけはとれずどうしても歩くと痛いです。距離も伸びてません。
◎院長記入欄:SLR下肢挙上テストは問題ない。右中国鍼治療法。症状直後効果を認める。
 立位にて下肢伸展位にしても症状がでなくなる。
 ほか、頚部、肩上部に緊張強い。
 8月12日2回目治療し症状軽減し、あとは様子をみて来所するよう指示。ほぼ略治。

症例3:患者男性30代、腰椎椎間板ヘルニアかな、心配なのできました。
 ◎どのような症状がでてますか?
 ほとんど歩けません。すわっている姿勢からたとうすると左の腰あたりからお尻の上のほうにかけて、すごい痛みが着ます。火曜日の朝からです。
◎どのような検査・治療をうけてましたか?
 6年前にもL5/S1の右神経根・椎間板ヘルニアでラブ法で手術した経験があります。今回も同じような場所なので症状が再発したのではないでしょうか?
 また手術するともうと不安です。今回はMRI・レントゲンなど撮影してません。
◎院長記入欄:所見・左腰臀部に座位から立位への姿勢変更で激痛がきているようにみえるが、ベッドに上臥位になってもらい、拝見すると臀部痛はまったくないようでたとうとするときだけ強い痛みがくるようである。
 足を挙上すると左腰椎4・5付近の椎間関節付近に症状の再燃をみる。
 椎間板ヘルニアではないかという訴えであるが、急性椎間関節捻挫(ぎっくり腰)の証が強いのでそれ専門の処置する。
 (詳細はぎっくり腰の症例に記入した)即日略治。


症例4:患者女性40代、坐骨神経痛
 ◎どのような症状ですか
 2ヶ月前から左足に痺れがきてまして、座るととくに症状が出ます。たった瞬間にもでます。スポーツで前屈をしたときにも腰痛と足への痺れがきます。
 ◎どのような検査・治療を受けましたか?
 レントゲンとMRIをとり、一番下から2番目の骨が若干狭い、少しだけヘルニアが確認できるがこれが坐骨神経痛の原因かどうかはわからないといわれました。
◎院長記入欄:挙上テスト-、一過性の坐骨神経痛とみられ、症状は軽い部類。
処置:左環跳他特殊針実施。
計8回にて完全症状消失。

 

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症例5:患者男性40代、左坐骨神経痛、椎間板ヘルニア
どのような姿勢でも痛いのでほとんど座れません。座ると激痛が左足とお尻のところにスゴイ痛みがきます。
 もうあんまり痛いので近所の病院で西洋医療受診するが、寝た状態で足もあがらず、なんとかしてください。
 MRIをそれからとりましたが、病院からは早く痛みから逃げたければ手術をするしかないねと言われてしまいました。一度麻酔を打ったときに血圧が急に下がって気持ち悪くなったりしてもうなんとか鍼で治りませんか?


症例6:患者女性40代、坐骨神経痛、狭窄症


 ◎どのような症状がありますか?
 右のお尻から足首、すねに重苦しい痛みがありまして、あるくたんびに痛くてあまり長い距離は歩けません。基本的になにをしても痛くて重いです。
20年前に反対の左足にも症状がきたことがあります。
◎どのような治療を受けてますか?
 投薬、MRI検査で軽いヘルニアがあると診断を受けております。

◎院長記入欄:SLR-、処置:右環跳穴、他三里等特殊針治療実施。
3回目の治療実施で臀部痛はほぼ消失。残る下腿光明穴付近から足首にかけまだ主だるさが残っているとの自覚症状がある。
 5回加療にて完全に坐骨神経痛は消失した。



症例7:患者男性40代、四十肩
 ◎どのような症状がありますか?
 普段重いものをもつ仕事をしてまして、左肩を痛めました。筋肉が弱っていると思ってスポーツクラブでバーベルを持ち上げましたら余計痛くなってここ3ヶ月痛みが続いてます。
 肩に注射をうってもらったり、整体・マッサージを受けたりましたが少しも改善しません。

◎院長記入欄:一見してこれは二頭筋腱炎であることを見抜き、加療した。
(うちでいわれるまで腱炎やら好発部位であることを聞かされなかったらしい)
 腕を45度上げるだけで激痛が上腕部前側にきており、後ろに手を回せない状況。
 首に手を回すことができない急性症状のようにも見受けられた。

症例8
 患者女性50代、坐骨神経痛
 ◎どのような症状がありますか?
 去年の6月から1年近く左足に痛みがきています。長い時間座っているとじわじわと症状がでてきます。時々頭痛も後頭部の周辺にでてきます。夜中も時々痛くなりして目が覚めます。足のウラの外側にもじわっとした痺れのような感覚が起こります。
 ◎どのような検査・治療を受けてましたか?
  今年の2月にはいってMRI検査を受けたところ腰椎の5番目と仙骨の間に椎間板が黒くなっていて変性していると診断を受けました。痛み止めの薬だけで特に治療は必要ないといわれました。

 ◎院長記入欄:SLR-ではあるが、一番高く上げたときだけ若干太ももの後ろ側につっぱり感がくるようであり、症状は軽症。
 処置;左環跳特殊針、その他専門治療実施。
 加療4回にて症状消失。

症例9
坐骨神経痛

 
女性60代:L4/5間の椎間板ヘルニア圧排中程度であるが、SLR20で足が上がらない、歩行困難な状況にて来所するも、加療1ヵ月半(集中治療)にて坐骨神経痛消失。



症例10
 女性50代:脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・椎間板症


 右臀部から下腿にかけ激痛がきており、初診でかかった
大学病院では入院をすすめられ、西洋医療を施すもあまり効果がなく手術も検討するよう勧められた。知人の紹介にて当院来所。
 ほとんど歩けず付添い人にかかえられながらはいってきた。
足をまっすぐ伸ばすと激痛が腰から足に走る状態、これは正直治るか不安であったが治療2ヶ月にて完全に坐骨神経痛消失にいたった。 治療後MRI確認するもヘルニアは確認されなかった。

 

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症例11
腰椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板症・坐骨神経痛(右下肢痛)
初診で電話で診察依頼がありました。
 1年ほど前から右足の激痛に悩まされ、いろいろな治療法(牽引・投薬・リハビリ・整体を試すも一時しのぎで数時間後には痛みが戻ってきてしまうという生活をしておられました。
 10メートルも歩けばしゃがみたくなる、いすに座れば右足が麻痺したように痺れ・痛みがきてしまいうという間歇性跛行の坐骨神経痛がきておりました。
 今回ご友人のお父様が当院の中国針治療で脊柱管狭窄症の坐骨神経痛を完治され、症状が似ているからどうかということで、その方のご紹介によるものです。ご友人のお父様は当サイトをみて来院されております。


4・5回目あたりから急激に症状が改善され始め来院ごとに足がかるくなってくるので、ご自宅からここまでくるのが楽しみだそうです。現在では日常生活に支障なく過ごせるようになっておられます。なお、環跳穴特殊針治療のほか、専門的な針治療・整体を随所に施し9月12日症状完全に消失し完治。
 機械的に治療してもなかなか治るものではない。



症例12
 腰椎椎間板ヘルニア・右下肢・坐骨神経痛(手術後再発症例)
男性40代
 右下肢に強い痺れ感があり、かつて左神経根・椎間板ヘルニアについてラブ法にて手術した経緯がある。
前回の左坐骨神経痛は西洋医療受診するも不変であり血圧急低下で気分がわるくなったのですぐ手術に踏み切ったと訴えておられました。
 今回右下肢に再発し、2ヶ月程度症状が続いており徐々に症状が強まっている傾向がある。体質により座薬を使用できない。
 今回の症状の治療につき、病院にて筋肉を緩める薬の投薬にて症状不変、整体に5回通院するも効果がなかった。
 座位、立位、どのような姿勢をとっても坐骨神経痛があり、同じ姿勢を長時間とることが不可能であった。
初診時、SLR20度程度、強い下肢痛を発症していた。

正真正銘の中医学を体験してほしいと思います。

ぎっくり腰は中封穴で椎間関節のこわばりを一瞬にして解きほぐすが、環跳穴の使い方によっては責任高位・罹患椎体・椎間板外側の神経へのストレスを一瞬にして解きほぐす作用効果が認められるかもしれない。更に神経血流を改善させたので神経痛が改善したと推認できる。。
中医学は遠隔の治療点で患部を治すことができる。

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 症例13

椎間板ヘルニアに伴う坐骨神経痛(右神経根障害の疑い)・腰部脊柱管狭窄症

40代女性:約1ヶ月前からの右坐骨神経痛。
 当初急性腰痛症(ぎっくり腰)を発症し、動けなくなり1週間安静。整形外科にてX-P若干腰椎L5S1が狭いほかは所見はない。電気療法、牽引をするも症状不変。マッサージを受けるも症状の変化はなかった。
 その後腰の痛みは治まるも、右下肢にかけ、強い神経痛がでるようになった。
 夜間痛がひどく、眠れない状況がここ数週間継続している。
 ロキソニンなど鎮痛剤を服用。仕事はこういう状況だが休めない。

→脈診により意外と環跳穴よりも更に上位治療ポイントが探せたので専門中国針治療実施。通常は環跳穴から経絡上にそって針感を通らせるが、この患者の場合それでは治りが遅いと思料され、別の方法を用いた。別のポイントから環跳穴に針感を通らせる専門治療を実施。案の定、4回目以降、症状の急激な改善をみた。
10月上旬初診、中旬には右神経根障害による坐骨神経痛は完治しました。
9回の集中治療実施。2回目診察時、夜間痛が激減し鎮痛剤服用量が3分の1になったという。
早期に症状改善できた症例として、掲載するが、発症から比較的早い段階で来所したことであろう。重い症状ほど早く手を打たないとだめである。



症例14
頻尿およびインポテンツ(ED障害)・・・
患者男性50代、過去椎間板ヘルニアのオペをしたことがある。
 2年前のヘルニア発症当時から尿が出にくい、毎朝1回で全部でっきらないで4回いかないと膀胱にたまっているような感じで残尿感がいつもある。
 男性機能も急激に衰えているようで、今はまったく自信がない。
病院の医師の診察では、腰椎の異常により骨盤神経全体に問題が生じ、若干軽い麻痺を発症しているのかもしれないと診断されていた。
当院でも同様の評価をした。

 当該患者にたいし、初診時から6回目までは頻尿専門の中国針治療実施→7回目以降・ED障害専門治療実施→3回目のED治療にてだいぶ持続性、海綿体の充血もするようになったとの話である。
9回目ED障害専門中国針にてほぼ30代に若返ったようだという。現在加療中。定期的に往診依頼するよう指示。当方、患者2名を紹介される。頻尿については3回目以降も折に触れ実施しているが、残尿感はまったくないところまで回復した。

コメント:ED障害は患者数2000万人とも言われ、特殊な中国針・温灸術にて早期に機能回復する。
 日本で本格的に自信をもってたくさんのED障害の症例を集めているところは数えるぐらいしかない。中極穴から2寸針にて曲骨穴透刺針を行うことがポイントだが、ある角度で入れないと効果が半減し先端部まで針感が通らない。大きな隔物灸を実施もしている。更に会陰穴付近への特殊通電針が必要。
中医研究院では会陰穴へのアプローチを重視している向きもある。
早期回復可能な患者なら5ミリ刺入しただけで針感が先端部まで通る。
高い専門性を要する治療だ。中封穴・蠡溝穴への多壮灸。陰包穴への接触針・会陰穴特殊通電針、その他背部実施。関元穴への大きな隔物灸なども実施したゆえか、皮膚の色艶もよくなり持病のアトピー疾患も改善された。かゆみが夜間でていたがそれも消失した。皮膚病までが改善するとは予想もしてなかった。
 当院はED治療のついでに「痔の特殊中国針」も開発することに成功した。1回の治療で痔の出血が止まる例など症例は増加している。座り仕事がパソコンの影響で増えているためと思われる。
腰痛もED障害、不妊症も同種同経穴にてよくなる。中医学では症状で人体を分けてない。骨盤の環境をよくすることが腰痛にも不妊にもいいからだ。


症例15
 中心性ヘルニアによる坐骨神経痛
 男性40代、MRIにより椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛と診断されている。
 すでに半年経過しているが、なかなか治らない理由が鋭利にヘルニアが神経根を圧迫している画像所見がみられた。
 SLR20度、これ以上あげると仙骨に強い症状の再燃をみる。
 会陽穴ほか、中国針実施により12回にて完全に症状消失。


症例16
 脊柱管狭窄症によるしびれ、間欠性歩行
 女性60代、脊柱管狭窄症による両下肢坐骨神経痛
 ほぼ1年間5メートルもあるけば足のつけね、陰部周辺に強い痛みがきて動けなくなる。杖をついて買い物にいかなくてはいけないので非常に不自由している。
 MRIによると腰椎2・3から下の椎間にかけ、狭窄がおこっており、これが原因ではないかとの大学病院の診断である。実際MRI確認したところ狭窄症に伴う低信号領域が確認された。ヘルニアなど膨瘤は確認できなかったが、椎間板の変性が顕著に生じており、これもある程度腰痛発症の一要因であるように見受けられた。
時折遠方へでかけるときは、座薬を使用していないと不安である。
 馬尾神経障害が顕著にでており、脊柱管狭窄症の典型例である。
 18回加療にて症状消失。1回目治療した段階で歩行距離10メートル→100メートルと顕著に改善した。



症例17
 鎮痛剤がまったく効かなくなった脊柱管狭窄症・坐骨神経痛併発


男性30代、4月初旬から半年近く続いている坐骨神経痛であり、近所の整形外科にて椎間板ヘルニア・腰部狭窄と診断された。
 腰椎4・5に顕著に膨瘤が確認された。
 日ごろ夜間痛がひどく、よなかの3時ごろには痛くて目がさめてしまうという生活をかれこれ半年続いており、このごろでは薬に慣れてしまったのか鎮痛剤も効かなくなりつつある。
 座位にて症状が強く再現され、長時間同じ姿勢を続けているのがつらい。40キロの牽引を整形にて指示され実施するもあまり効いた感じがしない。なかなか治らない。
中国鍼治療(中国鍼)実施にて11回加療にて坐骨神経痛、椎間板ヘルニア症状沈静化。略治。

当該患者はしびれのほかに、痛みもひどく、硬膜外麻酔もうまく効かない症例であるが、手術を回避できそうでよかったと思う。

正真正銘の中医学を体験してほしいと思います。

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さらに続々と著効例が集まってきている。

症例および方法

症例①患者男性・年齢22歳、腰椎椎間板ヘルニア、歩行時痛など間欠性歩行を示し、来院時徒手挙上テスト(SLR)30度を示していた。
診断にあたったK労災病院では巨大ヘルニアで早期に坐骨神経痛を改善したければ手術をするよう薦められていた。
本人は7月企業就職のため、できるだけ早期に治すよう懇願した。来院時からすでに下肢痛がきてから3ヶ月を過ぎており(5/7日来院、下肢痛発症2月初旬)他の保存療法に適応を示さなかった。
左記患者に対し、患側の環跳穴特殊通電鍼を実施。

通電後、患者をうつ伏せとし、障害夾脊穴・棘間傍点に対し、1寸6分ステンレス鍼を約2センチほど刺入し、得気を生じたのち運針。

治療初回でペイン10→6、SLRはほとんど改善しなかった。
治療6回目でペイン10→3、SLR30度→60度へと大きく改善した。治療期間は2週間計6回で略治。


 症例2(伊豆の国市)
 患者33歳男性、腰椎椎間板ヘルニアと診断。つえをついて歩行困難な状態で来院。右坐骨神経痛、SLR30度で腱反射減弱、強い夜間痛があり、こと朝方の痛みは
強烈であると話す。歩行時激痛が右下肢および第1・第2指、崑崙穴周辺にきていた。順天医大では悪化すれば手術も必要検討と説明していた。

上記患者に対し患側側臥位にて環跳穴を独自の方法にて取穴し(陰極)、崑崙穴(陽極)とし施術した。取穴においてはなによりも正確さが重要である。通院間隔は週2回、期間は1ヶ月。
 ペインスコア初回
   10→4、SLR30度→45度
 
 治療初回でつえがいらなくなり同僚に驚きの報告をしていただいている。
 8回治療した段階で挙上テストSLRは健康平均人と同程度に改善し下肢痛は消失したが崑崙穴に若干の圧痛残した段階で略治。来院するごとに坐骨神経痛は軽減していき単なる自然治癒とは到底考えられない。
整形外科書やその他出版物を拝見するに椎間板ヘルニアは早期治療しなければ坐骨神経痛が回復しにくくなるといわれている。保存療法3ヶ月実施が目安といわれているが、来院した段階で牽引や投薬などで一向に改善せず3ヶ月はゆうにすぎても激痛が治まらない患者が圧倒的に多く依頼するので西洋医学的な物理療法には疑問をもっている。依頼患者のほとんどは医療機関などですでに保存療法を数ヶ月おこなっても軽減してない例が気になる点である。

先日結論としてヘルニアの圧排レベルに応じて有効性はどうかについて発表したが、巨大ヘルニアで手術適用と診断され各種西洋医療による保存療法を行うも奏効しない患者に対し施術するも有効性が確認される場合が非常に多くあるので今後おって報告する。


 症例3
 患者28歳女性:腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛。SLR50度程度で臀部に激痛が瞬間的にくる。歩行時痛、座位にて症状悪化。こと便座にすわるとき非常に強い痛みを憶える。
 臀部から下肢(S1領域)に坐骨神経痛。半年前から下肢に症状があらわれ、牽引投薬の治療継続するも症状改善なし。少し前に近所で鍼治療を
受けるもまったくかわらなかった。
 診断した病院からはヘルニア塊が巨大であることを説明され、仙骨ブロック2回、硬膜外麻酔2回受けるも初回若干かるくなったのみですぐ症状の再発まねいた。
 当該患者にたいし、女性ということもありDAスティックによる一般的な取穴法では正確に得気を得ることが難しいのでこれも上記同様独自の取穴法にて環跳穴に刺鍼。
 治療直後効果確認のため、立位になったところ初回で臀部痛ペインスコア10→1。臀部痛は顕著に症状消失したが、下腿にまだズキズキしているので、2回目即再実施し取穴し5分間通電したところ、下肢ペインスコア10→4まで激減した。
 本日3回目問診したところ非常に足が軽くなっているので喜んでいる模様である。下肢にズキズキした痛みはない模様である。便座にすわっているときもすでに症状悪化することはない、歩行時若干神経痛がくる程度まで改善した。通院期間は5日間毎日治療で略治とする予定である。


症例4
 患者女性38歳・腰痛および腰椎椎間板ヘルニア、安静時痛・座位30分にて下肢しびれがある。横になっていて安静にしていても右坐骨神経痛がくる。
SLRは60度近くになると臀部の痺れ感が増強する。
 昨年10月にMRI撮影し椎間板ヘルニアと診断される。その後投薬・牽引・整体などへ半年程度通院するも若干しびれが軽くなる程度で常時じくじくする
神経痛は治らなかった。当室で治療を開始するまでおおよそ9ヶ月近く経過していた。

 左記患者に対し中国鍼治療法を実施、治療直後足を伸ばしてもらい、改善されたか否かを確認したところまったくしびれ感が消失していたので驚いていた。
初回治療で略治。
 また挙上テストをしたところ臀部の痺れの増強もなかった。当該患者のMRIを参考までに掲載する。当初で治療を受けるまでに整体などで臀部のコリなどほぐしても一向に改善に向かった形跡がないので
梨状筋症候群ではないと考えている。

初回で非常に奏効した点につきMRIを確認したところ、ヘルニア圧排レベルが軽度であったことが幸いした。矢状面T2強調画像にて腰椎4番ー5番目に低信号領域(椎間板の変性)
および軽度の圧排があることがおわかりできよう。

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 坐骨神経痛の痛みはヘルニアの圧排レベルには必ずしも比例関係にはならず、しかも軽度レベルだからとて、最適な治療法をほどこさなければ長期にわたり症状に苦しめられよう。

症例5
 患者男性29歳、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛との診断
 発症からの経過:1997年以来、右坐骨神経痛が消退せずここ5年来症状がつづいていた。常に右腰に鈍痛があり、たまに激しい痛みがある。痛みが増すと右足の感覚がなくなるとの問診内容である。SLR-、神経痛が緩和する姿勢はないようである。通常周期的に症状の緩和を見ることが多いが、この患者の場合そうでないようである。
 父親の紹介にて当所へ来院。
初診にて中国鍼治療法にて施術、治療直後軽くなったと話す。第2診目10日、問診すると非常に軽くなりどのような動作でも神経痛がでにくくなったが、まだ若干違和感が右臀部に走ると訴えていた。
 経過良好につき第2診目で水中歩行など自主的なリハビリをすすめる。


時折、上記患者のように5年来、あるいは7年来坐骨神経痛をわずらいながらも、数回症状消失することが時々あり、積極的に実施する必要がある。

 

 

 

 

2021.04.14 Wednesday