慢性腰痛と吸い玉(カッピング)療法

慢性腰痛に対するカッピング療法
慢性腰痛症は、腰部筋緊張症とも呼ばれ、主に腰仙部の筋肉、筋膜、靭帯、その他の軟部組織の慢性的な損傷によって引き起こされる慢性的な痛みを指します。
慢性腰痛症は、腰部筋緊張損傷とも呼ばれ、主に腰仙部の筋肉、筋膜、靭帯、その他の軟部組織の慢性的な損傷によって引き起こされる慢性的な痛みを指す。 長期にわたる再発性腰痛の臨床症状は、時に軽く、時に重い;労作や体重負荷で増悪し、安静で軽減する;曇りや雨の日で増悪し、晴れの日で軽減する;腰部や下肢の活動には明らかな障害はないが、一部の患者は脊柱側弯症、腰部筋痙攣、下肢の疼痛照会などの症状を伴う。 一般的に、風寒湿、腎気虚、気滞瘀血の3つのタイプに分けられる。

一、風寒湿邪

(症状

腰部の冷痛に重苦しさを伴い、側臥位が好ましくないが、安静にしていても症状が軽減せず、天候の変化で症状が悪化し、温湿布をすると腰部が楽になる。

(治療法

1.方法

(1) ツボの選択:大椎、風門、腎兪、大腸兪。

(2)位置 大椎:背中の中央線上、第7頚椎の棘突起下の窪み(図3-7-1参照)。

風門:背中、第2胸椎の棘突起の下、1.5寸脇の時[大椎のツボは2椎を押し下げる、ツボの部位は約2横指(人差し指、中指)の開口部の下側の端、図3-7-1参照]。

腎兪:腰部では、棘突起の下の第2腰椎、1.5インチ[とへそが第2腰椎に対応し、ツボのサイトについては、次の2本の横指(人差し指、中指)の下端の棘突起、図3-7-1を参照してください]。

図3-7-1 大椎,風門,腎,大腸.

図3-7-1 大椎、風門、腎兪、大腸兪

大腸兪:腰部、棘突起下第4腰椎のとき、1.5寸[棘突起下第4腰椎の脊柱の交線と前上腸骨棘の両側で、横指2本(人差し指、中指)の開口部の横にあるツボ、図3-7-1参照]。

(3)カッピング法 単純なカッピング法で、カッピング開始後10分間放置し、皮膚に温熱感がある程度に生姜を通して温灸を10分間、1日1回、10回を1クールとして治療する。

方法2

(1) ツボの選択:大椎、腎兪、腰陽関、委中。

(2) 大椎の位置:表を参照。

腎兪:前面参照。

腰陽関:腰部、後正中線上、第4腰椎棘突起下の陥凹部(仰臥位では腰部、2つの腸骨稜を結ぶ線と後正中線が交わるところが経穴部位、図2-23-1参照)。

委中:大腿二頭筋腱が半腱様筋腱の中間にあるとき、膝窩横条の中点にある(図2-23-3参照)。

(3)カッピング法 単純なカッピング法で、カッピング開始後、10分間放置し、皮膚に温感がある程度に、生姜を通して温灸を10分間、1日1回、10回を1クールとして治療する。

腎気虚(じんきょ

(症状

腰痛・脱力感、軽い・重い、労作で増悪、安静で緩和、腰がドキドキする、押すと楽になる、耳鳴りを伴うことがある、脱毛が早い、胸やけ・熱感、四肢の疲労感。

(治療法

1.方法

(1) ツボの選択:脾兪、腎兪、大腸兪、腰陽関。

(2) 脾兪の位置:仰向けで、第11胸椎の棘突起の下、臍から1.5寸離れたところ[臍は第2腰椎に相当し、第2腰椎から上方に3椎骨、すなわち第11胸椎、約2横指(人差し指、中指)の下縁の棘突起に触れてツボの部位とする、図3-7-2参照]。

図3-7-2 脾兪・腎兪・大腸兪・腰陽関

図3-7-2 脾兪・腎兪・大腸兪・腰陽関

腎兪:前述。

大腸兪:腰部、第4腰椎の棘突起下、側方1.5寸〔第4腰椎の棘突起下、両側の前上腸骨棘の線と脊柱の交点、側方横指2本(人差し指と中指)程度が経穴部位、図3-7-2参照〕。

腰陽関(ようようかん

すい玉

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